今年1月にアーセナルから契約解除になり、バルセロナへ移籍したピエール・オーバメヤング。

彼はアーセナルでキャプテンを任されていたが、規律違反によってチームから追放されると最終的に退団に至った。Amazonのドキュメンタリーシリーズ『All or Nothing』では、その裏側も伝えられている。

『Daily Mail』によれば、ミケル・アルテタ監督はオーバメヤングについてこう述べていたという。

ミケル・アルテタ

「そのレベルの信頼はなくなった。

本当に難しい決断だった。シーズン中(というタイミング)、クラブで最も重要な選手、彼がいないことでチームのパフォーマンスに与える影響を考えると。

だが、それら全ての要素を統合して、それでもその決断が明確であるなら、それをやらなければいけない」

ただ、獲得するクラブが現われなかったことで難しい状況に陥ったアーセナルは、オーバメヤングをチームに再統合することを検討。だが、チーム内の規律を最重要視する指揮官はそれを受け入れなかった。

アルテタ監督は「全ての問題は別にしても、彼は何度も遅刻してきた」、「このクラブには伝統がある。あれだけの金を貰っているなら…」とも話しており、問題行動があった時の日付と時間を記した“事件簿”をつけていることも明かしている。

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また、アルテタ監督は1月のドバイキャンプで、「どうすればいい。放っておけばいいのか。放っておけば、次もまた同じだ。スペインでは『casa pepe』と呼ばれる…クソ好き勝手やるんだ」とも言い放っていたそう。

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