昨季、セルティックでゴールを量産した古橋亨梧。
彼が負傷離脱した後にチームを支えたのが、ギリシャ人の大型FWヨルゴス・ヤコマキスだ。
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そうしたなか、『The Scottish Sun』は、「セルティックのジレンマ…亨梧vsヤコマキス、どちらを先発起用すべきか」という特集を組んでいた。
「セルティックのポステコグルー監督は贅沢な悩みを抱えており、同業者たちから羨望の眼差しを向けられているはずだ。
指揮官はゴールを量産する2人のストライカーによるジレンマに陥っている。
亨梧とヤコマキスは絶好調で2人のストライカーはナンバーワンの座を争っている。
日本のタリズマンは素晴らしい調子で、ボスから先発を任されている。一方、大型FWヤコマキスも限られたプレータイムを最大限に生かしている。
2人とも絶好調であり、ポステコグルー監督は両ストライカーを共存させるべきという声もある。
だが、ジョタも前田大然も素晴らしいため、指揮官がすぐにそのやり方を変えることはなさそうだ。
亨梧vsヤコマキスとの素晴らしい争いは素晴らしい議論になる。
亨梧のほうがより速く、ダイナミックで、裏を突く。一方、ヤコマキスは昔ながらの9番であり、エリア内で破壊的な嗅覚を持つ。
では、どちらがより良いスタッツを残しているのか。
古橋は1503分で15ゴール。平均すると100分間で1ゴールを奪っており、シュート決定率は27.8%。
一方、ヤコマキスは平均76分で1ゴール(1142分で15ゴール)、決定率も29.4%。
2つの大きなスタッツでヤコマキスに軍配が上がっている。
この数字から、ポステコグルー監督がいかに難しい判断を迫られているかがよく分かる」