2019年1月、ナントからカーディフに移籍した直後に飛行機事故で死亡したエミリアーノ・サラ。

彼の移籍金をめぐって両クラブは対立しており、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に裁定が委ねられた。

FIFAは移籍金1500万ポンド(24億円)のうちの1回目の分割払い分の支払いを求める裁定を下したが、カーディフ側がCASに控訴。だが、このほど、CASはカーディフ側の控訴を却下した。

CASは「両クラブが提出した全ての証拠と主張を考慮した結果、CASはナントからカーディフへの移籍が完了していたと判断した。選手が死亡する前に契約で定められた条件が満たされていたため、ナントが求めていた最初の分割払い分である600万ユーロ(8.2億円)の支払いを支持する」とした。

【関連】28歳で事故死…エミリアーノ・サラはどんな選手だったのか

ただ、カーディフ側はCASの判決に失望したとの声明を発表。ナントと代理人の責任が問われていないとして、上訴する意向を示しており、それまでは一切支払いはしないとのこと。もし、そこでも敗訴した場合には、ナントと代理人も含めた損害賠償請求を行うとしている。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい