北海道コンサドーレ札幌からアビスパ福岡にローン移籍していた柳貴博(25歳)。
酒気帯び運転で警察の事情聴取を受けていたことが判明し、アビスパは「期限付き移籍契約解除」を発表した。
「このたび弊クラブ所属(北海道コンサドーレ札幌より期限付き移籍)の柳貴博選手が、8月27日道路交通法違反(酒気帯び運転)で任意捜査される事案が発生いたしました。
警察による事情聴取を受け、昨日8月28日付けで柳貴博選手の期限付き移籍契約を解除したことを報告いたします。
アビスパ福岡を日頃より応援してくださっている皆様やパートナー企業の皆様をはじめ、多くの関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけいたしましたこと深くお詫び申し上げます。
今回の事態を厳粛に受けとめ、所属選手、スタッフの服務規律及びコンプライアンス厳守に関する意識を改めて徹底し、再発防止に取り組んで参ります。
【経緯】
・当該選手は、8月26日(金)深夜より自宅にて飲酒
・翌8月27日(土) の朝、アルコールの成分が体内に残ったまま、午前8時頃、自家用車でクラブハウスへ向かう
・道中の交差点にて、信号待ちの際に居眠りをし、駆け付けた警察官の呼気検査にて基準値を超えるアルコールが検知」
また、コンサドーレも以下のように発表している。
「今季、アビスパ福岡に期限付き移籍しております柳貴博選手が8月27日、福岡市内において道路交通法違反(酒気帯び運転)で任意捜査される事案が発生しました。
弊クラブとアビスパ福岡、及び柳選手とは、2022年3月からの期限付き移籍、2023年2月からの完全移籍について合意しており、現所属クラブであるアビスパ福岡様の意思決定である選手契約解除を、北海道コンサドーレ札幌としても尊重いたします。
飲酒・酒気帯び運転は決して許されるものではありません。Jリーグに関わる方々、ファン、サポーターの皆様にご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
社会の規範であるべきプロサッカー選手、そしてJリーグクラブとして、再発防止も含めまして選手、スタッフ、社員への教育を再徹底し、改めて、コンプライアンス遵守に関する意識を高めてまいります。」
3月にアビスパにレンタルされた柳はここまで20試合に出場。
8月20日の川崎フロンターレ戦ではアシストも記録していた。