先日行われたニューヨークでの会議において、チェルシーの新オーナーであるトッド・ボーリー氏の発言が大きな話題になった。
彼はプレミアリーグで北vs南のオールスターゲームをやるべきであると主張し、それによって大きな収益を確保したいと考えているという。ヨーロッパは「アメリカンスポーツを参考にすべき」とも発言していた。
ただ、それに対してイングランドのサッカー関係者は反発しているようである。
かつてマンチェスター・ユナイテッドの選手として長く活躍し、現在は辛口コメンテーターを務めているギャリー・ネヴィルは、自身のSNSで激しくそれらを非難した。
ギャリー・ネヴィル
「私はこれまでも言い続けてきたが、我々は早くルールを作ったほうがいいと思うよ。
アメリカ人の投資家がイングランドのサッカーに入りこんでくる。それは明らかに我々が編み上げた試合、サッカーのピラミッドを危険に晒すものだ。
彼らは全く違う考え方を持っており、それを理解することができない。そして彼らは欲しい物を手に入れるまで止まることがないのだ。
このようなアプローチがうまくいくとは思えない」
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なおギャリー・ネヴィルはマンチェスター・ユナイテッドのアメリカ人オーナーグループについても批判的であり、トッド・ボーリー氏のことを「トッド・ウッドワード」と書いていた。