今年1月にシント=トロイデンから古巣鹿島アントラーズに電撃復帰した鈴木優磨。

5大リーグ移籍を目指していたはずだったため、驚きの古巣復帰だった。

ただ、『RUHR24』によれば、実は2021年夏の移籍市場最終日にシャルケへの移籍が決まりかけていたようだ。これは、シャルケのドキュメンタリーシリーズ『Zurück zum Wir』内で明らかにされたもの。

シャルケはシント=トロイデンとも鈴木とも合意しており、買取りオプション付きのローン移籍が決まりかけていた。

だが、シント=トロイデン側のスキャナーが作動しなかったことで必要な書類がシャルケに間に合わず。そのせいで移籍は寸前で破談に終わったとのこと。

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実際、弊サイトが彼の実兄であるFW鈴木翔大(いわきFC)にインタビューした際、まさにそれに当てはまるような話をしてくれていた(動画12分15秒から)。

「家族なので色んな相談も受けていましたし、表には出せないような…。

表にはひとつも出てない情報とかもなかにはあるんですけど。

移籍市場は海外のほうが活発に動くんで、コロナ(禍)というのもあっていい話がまとまらなかった。

紙切れ1枚、1分1秒で動くっていう話をすごく…夜中までずーと2人でLINEして、どうだ、どうだって皆で心配して、やり取りとかもあったんですけど。

ここに決まりそうってなってから、サインが間に合わなかったりだとか、サッカーって厳しい世界だなっていうのをプレー以外の面で初めて感じさせてくれて…」

これがシャルケだったのかは定かではないが、土壇場で決まらなかった移籍があったのは確かなようだ。

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