2019年1月、ナントからカーディフへの移籍が決まった直後に飛行機事故で死亡したアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラ。

59歳のパイロットの遺体は発見されていないが、彼は非常勤で有償旅客運送の免許を持っていなかった。

『BBC』によれば、このパイロットは、製造から35年が経っていた機体の危険性を認識していたようだ。同僚パイロットとの会話で、「危なっかしい」機体であることを伝えていたという。

「飛行中にバーンと来た。何だ?と思って、全ての計器をチェックしたけれど、問題はなく飛べていた。でも、注意だね。あの機体は(機内に)霧のようなものが出る。機体全体に“もや”のようなものを感じることがある。(左のブレーキペダルも機能していないので)この機体は格納庫に戻す必要がある」などと話していたとのこと。

実際、サラも飛行中に恐怖を感じており、「こわい。(機体が)バラバラになりそうだ。(墜落しても)僕のことを探してもらえないかもしれない」と友人たちに伝えていた。

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カーディフはクラブ史上最高額の移籍金で1500万ポンド(24億円)でサラの獲得を決めていたが、彼が乗った機体はあまりに杜撰な管理をされていたようだ。

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