パリ・サンジェルマンの会長を務めているナースル・アル・ハライフィ氏が、脅迫と監禁で告発されたとのこと。
『Libération』によれば、アル・ハライフィ氏を告発したのはカタールに住んでいるターイブBというフランス系アルジェリア人の起業家だそう。
彼は2020年1月13日にカタールの治安部隊に拘束され、劣悪な環境の中で監禁されていたという。
ターイブBが要求されたのは、カタールがワールドカップを落札した際の汚職に関する書類と、秘密の仕事に関する文書、そしてアル・ハライフィ氏のパリでの私生活に関する証拠物品であったという。
彼は殺害の脅迫を受け、何時間も立たされながら尋問を受けたという。満足の行く返答をしたときだけ座ることが許されたとか。
そしてターイブBがそれらのデジタルフィルムを引き渡してからも9ヶ月ほど監禁された後釈放されたとも。
なお、ある情報筋によれば「ターイブBは情報を使ってアル・ハライフィを脅迫しており、カタール政府がそれを表面化しないように処理しようとした」可能性があるという。
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またアル・ハライフィ氏に近い情報源によれば「ターイブBはアル・ハライフィ氏から数百万ドルを恐喝しようとしていた人物」だとも。