7大会連続でワールドカップに出場する日本代表。

初出場した1998年大会でエースFWとして期待されていたのが、城彰二さんだ。

中田英寿と相性抜群のストライカーだったが、本大会ではゴールを奪えず。それもあってか、試合中にガムを噛む行為が批判を浴びた。

その城さんは自身のYoutubeで、当時試合中にガムを噛んでいた理由を明かしている。

「ガム噛んでるのはJリーグでの試合でも噛んでたし…」

「何がガム噛んじゃいけないんだっていう話なの。ルール的もいけなくないし。

あのガムは実は…俺は歯の噛み合わせがすごく悪くて、お医者さんとずーと試行錯誤しながらやって、いまだと遠藤航とかマウスピースとかしているけれど、昔のマウスピースってすごく息ができないのよ。分厚くて、苦しくて。

そういうのも試したの。だけど、結局、歯の噛み合わせって、力の入る、入らないが全然違うのよ。

瞬発的な力がばーんっと出るとかね。そういうのがあるんだけど、噛み合わせがよくないから力が勿体無いと。

だったら、ここを強化しようと色々やったんだけど、マウスピースをやっても息苦しいし、難しいってなった時に医療用のガムっていうのがあるの。

ゴムみたいな感じなんだけど、それを噛んだり、奥歯に入れたりすると、グッと踏ん張れるというか、パワーがすごく出るのよ。それでそのガムを噛むようになった。

だから、あれは味がついているわけでもないし、その辺に売っているチューインガムみたいな感じではない」

試合中に噛んでいたのは医療用のガムで、歯の噛み合わせをよくするためだったとのこと。

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ちなみに、騒動の発端になったのは、試合解説を担当したラモス瑠偉からの批判だったそう。ただ、ラモスさんからは後日謝罪があったそうで、城さんはこうも話していた。

「ラモスさんもちょっと熱くなって、色んなことをばぁーと発してしまったから申し訳なかったっていう話を直接された。

ただ、俺はラモスさんに言ったの、そんなこと言わないでくださいよって。

俺たちはプロの世界だから、言われるのも当たり前だし、そういう風に逆に謝られるのが俺は嫌だって。

これは俺が結果を残せなかったんだから、エースとして背負わなきゃいけないでしょっていう話をしたの。

ラモスさんはすごく気を遣ってくれて、こんな大ごとになるとは思わなかったし、自分がそこの感情論でぱんっと出てしまった言葉だから、悪気があって言ったわけじゃないみたいに言ってたから、いやラモスさん、それは違うって。

俺はそれを受け止めるし、ラモスさんが悪いなんて思ってもいないし、それは当然のことだから、それはいいですよっていう話をした」

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