15日に行われる天皇杯の決勝、ヴァンフォーレ甲府対サンフレッチェ広島。
甲府と広島は、歴史を遡ると武田家が甲斐(山梨)と安芸(広島)を治めていた時期もあるが、近年のサッカー界においても非常に密接な関係があることで知られている。
そこで今回は、ヴァンフォーレ甲府からサンフレッチェ広島へ移籍しブレイクした、あるいは成功を収めた選手たちをご紹介しよう。
佐々木 翔
ヴァンフォーレ甲府(2012-2014)
サンフレッチェ広島(2015-)
サンフレッチェ広島の頼れるリーダーは神奈川大学からヴァンフォーレ甲府に加入し、2015年に広島へと引き抜かれた。
恐れ知らずのダイナミックなプレーと空中戦の強さが魅力で、その強度の高いプレースタイルゆえに大きなケガにも見舞われているが、そのたびにより強くなって復帰を果たしている。
最も得意とするのは「3バックの左」。日本代表では左サイドバックの候補としてワールドカップへの出場を狙う。
今回の大一番も心待ちにしており、「古巣と決勝で戦えるのはこの上ない幸せ」と語っている。