2007年から6シーズンにわたってミランでプレーしたブラジル代表FWアレシャンドレ・パト。
当時は世界最高のタレントと評価されたものの、怪我のために当初の期待ほどの結果を残すことはできず、最後の数年はプレーすらままならない状況になってしまった。
その後ブラジルリーグや中国などで復活を見せ、現在はアメリカ・メジャーリーグサッカーのオーランド・シティでプレーしている。
彼は今回ミランの公式動画のインタビューに応え、その中で以下のように話していたとのこと。
アレシャンドレ・パト
「ファンはよく『キャリアで最高の瞬間は何?』と尋ねてくる。僕は17年間プレーしてきたが、それはナポリ戦だよ。ミランでの最初のゴールだ。
ミランは今週末モンツァとの対戦だね。モンツァはベルルスコーニとガッリアーニがオーナーを務めているし、特別な瞬間になるだろうね。
ピッチ上では全く異なるモチベーションが生まれるだろう。ベルルスコーニとガッリアーニがドレッシングルームで何を言うかわからないよ!
サッカー界は大きく変化してきた。昨今はそのスピードが昔よりもずっと早くなった。
ミランは今のサッカー界に足を踏み入れることができ、現代のサッカーがどのようなものかを理解することができた。
かつてのミランでプレーして勝つことができたのは幸運だったね。これからのミランも素晴らしいことを続けていくと信じているよ。
サンシーロに招待されたこともあるけど、僕はブラジルで膝の治療を受けているからね。でも訪れる日が待ちきれないよ。しばらく様子を見ていくよ。
今のミランで僕に似ている選手? 僕はいつもラファエウ・レオンのことを話してきたし、彼のことは好きだ。最初は困難を抱えていたが、ミランにいることがどういう意味を持つのかを理解し、今は素晴らしいことをやっている。
彼はイタリアのサッカーとミランを理解している選手だ。そのように続けてくれることを願っているし、大きな責任を背負っているよ」
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2008年1月13日にミランでデビューしたパトは、ナポリを相手にいきなりゴールを決め、5-2の勝利に貢献。半年間で9ゴールを決める活躍を見せた。