今夏のマーケットでバルセロナを退団し、若くしてアメリカ・メジャーリーグサカーのLAギャラクシーに加入した天才リキ・プーチ。

バルセロナではなかなか出番が与えられない状況となっていたが、アメリカに渡ってからすぐにパフォーマンスを取り戻し、チームの中心選手として活躍している。

今回彼は『The Athletic』のロングインタビューで様々なことについて答えており、バルセロナからアメリカに来てからの変化について以下のように話していた。

リキ・プーチ

「アメリカでは、バルセロナのようにボールをキープすることはそれほど必要ではない。

90分間で70%ほどのポゼッションをすることに慣れていたが、こちらでは最大でも50~60%だ。そしてスペインよりも高い強度でピッチを広くカバーしなければならないから、よりコンディションを整えることが重要だ。

僕はボールを持たないこと、攻撃よりも守備的な走りを行うことに慣れていなかった。しかしそれに僕は適応したし、コンディションもいいよ。ぜんぜん違うと思っていたが、調整できた。

ロサンゼルスに来る前、グレッグ・ヴァニー監督とはZOOMで話した。戦術はバルセロナのシステムに似ていて、システムは4-3-3。アンカーが下がって3バック化する。昔から教えられたことに近いんだ。

監督から電話をもらった時、僕のサッカーに感銘を受けていると言ってくれた。それがここに来たいと思った理由のひとつなんだ。

あらゆる選手に『自信』が必要だ。それがない選手はパフォーマンスを発揮できないものだ。

自信がある選手はより良い選手になる。感情的にも肉体的にもね。トレーニングに行く意欲も変わってくる。やれることに対して前向きになる。

それがここで僕に起こっていることだね。監督は僕によく話しかけてくれるし、自分たちのチームや相手についての考えを尋ねてくれる。

僕はそれによって自信を持つことができるし、いい関係を築ける。それはとても重要だ。

試合が思い通りにいかずとも、負けても、僕がいいプレーをできなくても、彼は信頼してくれる。僕はそれで自信を持てる。そして継続してプレーできる。それが自信の副産物だ」

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バルセロナでは自信を失っていたことから、いいパフォーマンスを出せない状況にあったようだ。

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