カタールW杯の開催に向けてスペインから会場へと徒歩で向かっていた冒険家が、イランで行方不明になっている。

『Telecinco』によれば、その人物はサンティアゴ・サンチェス・コヘドールという40歳のスペイン人冒険家。

ワールドカップを観戦するため、今年1月にスペインの首都マドリッドを徒歩で出発。フランス、モナコ、イタリア、クロアチア、アルバニア、ギリシャ、トルコ、イラクなどを踏破し、カタールまで1万1000キロほどの路程を歩いていた。

ところが、イランとの国境付近にたどり着いた10月2日以降連絡が途絶えてしまい、行方不明になったまま20日ほどが経過しているとのこと。

最後のインスタグラムの投稿も10月1日となっており、その時点ではイラク最後の村に滞在していること、そしてカタールに到着するまで最後の国となるイランに向かうことを明かしていた。

サンティアゴ・サンチェス・コヘドールはこれまでも様々な冒険を行っており、新型コロナウイルスのパンデミック中にはサウジアラビアを自転車で旅をし、難民キャンプで5ヶ月軟禁されていたという経験も持っているという。

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現在彼の家族やスペインの当局が情報を収集しているとのことであるが、現時点では全く手がかりがない状況であるそうだ。

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