昨夏、名古屋グランパスに加入したポーランド代表FWヤクブ・シュヴィルツォク。
昨年のAFCチャンピオンズリーグのドーピング検査で陽性となったことを受け、アジアサッカー連盟(AFC)は4年間の活動禁止処分を下した。
これを受けてシュヴィルツォクはInstagramでこのようなメッセージを出している。
「皆様へ。
ご存知の通り、2021年10月に自分が提出したアンチドーピングサンプルから極めて低レベルのトリメタジンという物質が検出され、検査で陽性となった。
自分はドーピングをしたことは一度たりともない。
時間と高額な費用を要する調査を行った結果、この陽性反応はトリメタジンに汚染された栄養補助食品によって引き起こされたものであることを実証した。
明確にしておきたいが、トリメタジンはサプリメントの成分として記載されておらず、信頼できるメーカーのサプリメントにトリメタジンが含まれていると疑う理由はなかった。
また、自分は自発的にポリグラフテストを受け、それにパスし、トリメタジンを意図的に接種していないことが確認された。
なので、AFCの決裁機関が私の説明(独立した専門家の科学的証拠で裏付けされている)を受け入れ、自分が置かれている状況を察してくれると確信していた。だが、残念なことにそうはならなかった。
これは、AFCの審理が進むにつれて判明した何人かの裁定員が私の説明や提出した証拠に目を通すことすらしていなかったという事実、決裁機関全体がアンチドーピングルールに精通していないという事実によって説明できるかもしれない。
さらに悪いことに私の弁護士が説明している最中に居眠りをしている裁定員もいた。
したがって、自分は正当な権限のある法的機関での公平な審理を受けられておらず、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴を行う。
CASの手続きは機密であるため、現時点ではこれ以上は何も言えない。
ただ、前述のように自分はドーピング違反者ではないし、最終的にはそれが確認されると信じている。
クバより」
AFCの処分を不服として、CASへの提訴を行うと明言した。
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なお、名古屋は弁護士を通じて同選手との契約について協議を行っているとのこと。