16日に行われたフレンドリーマッチで、ドイツ代表はオマーンと対戦。なかなかゴールを奪えずに苦戦したが、79分にフュルクリュクが先制点を決め、1-0と勝利を収めた。
カウンター気味の状態からカイ・ハヴァーツが仕掛け、その短いスルーパスに抜け出したフュルクリュクが左隅に決めている。
ただ内容としてはかなり難しいものになり、『bavarianfootballworks』によればハンシ・フリック監督も守備の問題を指摘していたようだ。
ハンシ・フリック
「前半にいくつか問題があった。オマーンは技術的に強い選手やとても速い選手がいて、信じられないほどうまく攻撃してきた。
ただ、これは親善試合だ。そして日本とのワールドカップ開幕戦への第一歩だった。そして気温にも慣れることができた。
我々の守備には満足していない。ワールドカップでそんなプレーをすることはできないよ。もっとフィジカルが必要だ。
カタールでは違ったタフネスを見せてくれることを期待する。1対1の状況で簡単に明け渡すようなことがあってはならない。
気温に慣れるためにこのタイミングでこの試合を選んだ。まだ1日しかトレーニングしていない。基準はかなり低かったが気にはしていない。
ワールドカップで望んでいたようなデュエルはなかったが、理解は必要だ。選手たちも怪我のリスクを冒したくはなかっただろう」
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なお、それでもルーカス・クロスターマンは前半で怪我のために交代となっており、トーマス・ミュラーもまだ出場することができなかったという。