史上初の中東開催となるカタールワールドカップの開幕が迫ってきた。
同国では人権面などで問題を抱えているため、欧州などでは反発が続いている。
『BBC』によれば、今夏の女子EUROで優勝したイングランド女子代表のキャプテンであるリア・ウィリアムソンはこう断言していたそう。
リア・ウイリアムソン(イングランド女子代表主将)
「地球上で最大のショーであるはずなのに、こんなにも大きな影を落としているのは残念。
正直、どうやってこうなったのか分からない。
失望しているし、残念に思う。W杯を見て育つのは、みんなを一丸にすることだったのに。
自分の声を使いたい。こういうことが二度と起きないようにするため、変化を促すため、適切な時が来るはず。
男子のことは応援するけれど、ファンとして今大会には一切興味が持てない。悲しいことだけど」
同じく英女子代表のイジー・クリスティアンセンは、今大会に関するメディア出演を取り止めた。
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彼女は「今大会についての話を多く読んだ。自分は今大会にはいかなる立場でも関わらないという決断を下した。カタールにおける人権や慣習など悪い例が多くあるイベントを放送するのは気分が悪い」と語っているそう。