開幕が迫ってきたFIFAワールドカップ・カタール大会。
2018年大会は日本を撃破するなど3位と躍進したベルギー代表は優勝を目指す。
今大会でも10番を背負うエデン・アザールだが、レアル・マドリーでは控えという立場にある。
前回大会時は圧倒的なパフォーマンスを見せたが、本人はあのレベルには戻れないと感じているようだ。『L'Equipe』でこう述べたそう。
「正直、自分は2018年のレベルにはもうない。
見せてはいないけれど、精神的にも肉体的にもあまりにも苦しみが多かった。
それを言うのは恥ずかしいことではない。
2018年の自分は世界のトップ10に入っていたかもしれない。そこに戻るか?そうは思えない。
でも、体が許すなら、まだいくらかはすごいことができる。
同じテクニックはあるけれど、自信を失ってしまった。
健康的なライフスタイルなしに10年間も最高レベルでプレーし続けることができると思うかい?
ここでは常に怪我をしていると思われている。
レアルに加入した時、体重が増えていた。毎夏と同じようにね。
チェルシー対アーセナルのEL決勝に休暇をとった。ただ、2~3週間後に全てを失ってしまった。休みをとりすぎた?そうかもしれない。
W杯の後に自分のイメージがよくなっていることを望んでいるよ。
何年もの苦難があった後、ビッグゲームでプレーしたいんだ」
2018年当時は世界最高レベルにあったと感じているというが、その後は怪我などに苦しみ、自信を失ってしまったという。
31歳になった現在はそのレベルにはないとしつつ、万全な状態ならまだやれるとも口にしていたとのこと。