3-3のスコアの末にPK戦にもつれ込んだアルゼンチン対フランスのワールドカップ決勝。
最後まで目が離せなかった死闘を制したのはアルゼンチンだった。
フランス代表の守護神ウーゴ・ロリスは試合後にこう述べていたそう。
「痛いストーリー、痛い結末だ。
前半は技術的なムダが多かったし、デュエルでも勝てずに難しかった。
彼らがリードしていたのは論理的な話だった。
後半の途中からプライドとキリアンの才能が爆発し、2-2に追い付いた。殴られたら殴り返す、ボクシングの試合のようだった。
アルゼンチンはアグレッシブでいい立ち上がりをみせた。我々はずっとやや受動的だった。
ウイルス感染について?言い訳をするつもりはない。全力を尽くしたし、ズルもしなかった。
最後まであきらめなかった選手たちを誉めなければいけない」
フランスは決勝戦の前にチーム内でウイルス感染が相次ぐ事態になった。
風邪症状に見舞われたひとりだったDFラファエル・ヴァランは、『TF1』のインタビューで「とても失望している。全力は尽くした。大会中に多くの障壁に直面した」と述べていたとのこと。