35歳にして悲願のワールドカップ優勝を成し遂げたアルゼンチン代表リオネル・メッシ。
彼はバルセロナでプレーするために、13歳の時にスペインへ渡った。そのため、スペイン代表でプレーする可能性もあった。
そんなメッシをアルゼンチン代表に引き入れた当時のスタッフのひとりがウーゴ・トカッリ氏だ。
同氏はアルゼンチンのユース代表で監督を務めたほか、メッシを代表デビューさせたホセ・ペケルマン監督のアシスタトコーチを務めた人物。そのトカッリ氏は『Futuröck』で冗談交じりにこう話したそう。
「(もしメッシがスペイン代表になっていたら)私は井戸に投げ込まれただろうね。
選手を盗まれていたら、私とホセは死んでいただろう。
メッシはスペイン代表でプレーすることを望まず、私の命を救ってくれた。
我々がU-17W杯に出場した時にスペインが彼を欲しがっていることを知って、不安が生じた。
我々は彼のスピードをビデオで見ていたので、アルゼンチンサッカー協会の事務担当にできるだけ早く彼を見つけてくれと頼んだ」
もし、メッシをスペインに奪われていたら、アルゼンチンでは生きていけなかったはずであり、自分の人生を救ってくれたと感謝していたとか。
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なお、メッシ本人は2018年の時点で「(スペイン代表になることを)心をよぎったことは一度もない」と話している。
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