かつてアーセナルやリヴァプールなどでプレーし、イングランド代表にも選ばれた経験を持っているMFジャーメイン・ペナント。
しかし先日100万ポンド以上の借金の返済が滞っていることが明らかになり、裁判所から破産宣告を受けたと伝えられた。
現役時代から飲酒運転など様々なトラブルを起こした問題児と言われてきたペナントは、2018年に出版した自伝でも様々な行動についての後悔を明かしていた。
そして今回『The SUN』が伝えたところによれば、ペナントは様々な投資などに失敗したことで1000万ポンド以上を失っていたと明かしたという。
ジャーメイン・ペナント
「私は非常に多くの過ちを犯してきたが、物事に対処する方法を知らず、自分の行動の結果について考えることもなかった。
不良少年だとレッテルを貼られてきたが、むしろ自分が何をしているかもわからない不安に駆られた子供だった。
私は悪い人から悪いアドバイスを受けながら、ただ日々を過ごしていた。私のために物事を手配してくれた人がいたが、彼は私からお金をだまし取っていたことに今気づいたんだ。
彼はヘイルの家を価値よりも上回る価格で購入し、さらに大量の改築工事を行うようにアトバイスした。しかし私は建築業者ではなく彼にお金を払っていた。
そしてスペインに移籍した時、そのことをすっかり忘れていた。私はギャンブルにお金を使い、馬や不動産にも投資をしたが、すべてを失った。
その合計がいくらになるのか考えるのも恐ろしいが、1000万ポンド(およそ15.6億円)を遥かに超えていると思う。
私は税金の請求に異議を唱えていたが、その理由はまだわからない。しかしそれが何よりも破産につながった。自分が何を稼いでいて、何を支払っているのか、まったくわからなかった。
ADHD(注意欠如・多動症)のせいで、物事を無視して砂の中に頭を埋めるように、自分が家を持っていることすら忘れていた」
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また、自分の行動については後悔していると話しており、若い選手たちにはその過ちを繰り返さないように求めたいとのこと。