39歳にして昨年のワールドカップに出場したブラジル代表ダニ・アウヴェス。昨年末にバルセロナにあるナイトクラブのトイレで女性に性的暴行を加えた容疑で逮捕・起訴された。
そうしたなか、彼とともにプレーした経験があるバルセロナのチャビ監督の発言が話題になっている。
「コメントするのは難しい。驚いたし、ショックだ。これは正義の問題。ダニのことをとても気の毒に思う」などと述べたのだ。ただ、指揮官はその発言についてこう話している。
「昨日の発言についてはっきりさせておきたい。
自分が言いたかったことは誤解された。私の言葉は不十分だった。これはかなりおそろしい、重要な問題だ。
私は被害者のことを無視してしまったが、このような行為は全て非難されるべきだと思う。ダニがやろうが、他の誰かがやろうがだ。
私は不穏当だったし、被害者に謝罪する。ジェンダーに基づく暴力行為やこのような性的暴行の被害者にも。
とはいえ、ダニがこのような行為に及んだのは残念だ。
被害者を全力でサポートする。昨日の自分の発言は正しくないものだった。多くの批判があったことは理解できる。
本当に申し訳ない。自分の発言がとても大事であることは分かっている。私は史上最大のクラブの一員であり、今回の誤解については申し訳なく思う。
発言が強引すぎたのかもしれない。本当に申し訳ない」
誤解だったとしつつ、被害者を無視した発言だったと謝罪。
なお、アウヴェス本人は容疑を否認している。