プレミアリーグ第22節、マンチェスター・ユナイテッドはホームでのクリスタル・パレス戦に2-1で勝利した。

ただ、後半20分過ぎには乱闘沙汰が勃発。アントニがジェフ・シュルップに突き飛ばされると両チームが入り乱れての大荒れに…(動画1分34秒から)。

カゼミロは騒乱のなかでウィル・ヒューズの首を掴んでおり、VARでレッドカードが提示された。30歳のカゼミロが一発退場になるのはキャリア初。

試合後、ユナイテッドのエリック・テンハフ監督はこう述べていた。

「ピッチ上でああいうことが起きてはならない。

(シュルップの)悪いファウルから始まった。彼は選手を怪我させたかもしれない。大きな危険性がある。

感情が高ぶり、両チームの多くの選手が押し合いへし合いになった。

カゼミロは攻撃しようとした選手を守った。彼は退場にさせられたが、我々はその状況に非常に不満だ。

彼はリスクを冒したし、罰から逃れることはできない。

だが、一貫性のなさが問題だ。パレスでは2週間前にエルボーがあったが、VARは介入しなかった。

今回はもっと多くの選手が退場になっていたはずだ。一貫性を持たせるなら、ひとりだけではなく、一線を越えた全員が退場になるはずだ。

両チームがケンカし合っていたし、両チームが一線を越えていた。ひとりの選手だけを退場にするのは正しくない。

カゼミロよりも悪いことをやった選手もいる」

カゼミロだけが退場になるのはおかしいと指摘していたようだ。

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一方、パレスのヴィエラ監督は「遠すぎて見えなかった。自分はかかわりたくない。罰金や出場停止になりたくないので、次の質問を」と述べるに留まった。

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