マンチェスター・シティはプレミアリーグからファイナンシャルルール違反で告発された。

4年もの調査によって100以上の規則違反で告発されることになったシティは、調査に非協力的だったとも非難されている。

一方、事前に知らされていなかったシティ側は驚いたとの声明を出したが、罰金や勝点剥奪、プレミアリーグからの除名まで様々な処分を科される可能性もある。

『Sporza』によれば、ベルギーのイヴ・レテルメ元首相がこの件に言及したそう。同氏は、UEFAのクラブ財務管理機関の責任者として、シティの財政状況をチェックしてきた人物でもある。

「財務情報の透明な流れが全くなかった。

彼らは弁護団を従えて、監査人の仕事を妨害するためにあらゆることをやった。

さらに、スポンサーからの資金が実際にはオーナーから支払われていたことも判明した。そして、契約についても曖昧だった。

(スポーツ仲裁裁判所は証拠が決定的でないとシティに対するUEFAのCL除外処分を破棄したが)

電子メールと銀行の抄本のおかげで、我々は確かな証拠を手にすることができた。マンチェスター・シティによる不正を確信している」

プレミアリーグの場合はUEFAのケースとは異なり、“時効”がないうえ、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への控訴もできないとされている。

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レテルメ氏は「(CASへの控訴不可は)このケースをより強固にするだろう。また、UEFAよりも範囲が広くなっている、時間的にも実質的にも。特にプレミアリーグは、我々のように厳格な時効を遵守する必要がない。我々には5年という期間があったので、重要な要素が使えなくなった」とも述べている。

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