日本代表のキャプテンとして昨年のワールドカップを戦った吉田麻也。
34歳になった彼がTOKYOFMをキーステーションに放送中の「チャレンジ&カバー」でサッカー界の名前事情について語った。
「(日本代表では後輩から麻也くんと呼ばれているが、試合中はどうなの?)
意外に麻也くんが多くてね、意外だというメッセージも多くいただいているんですけども。
試合中は基本的には若い選手も麻也、麻也と(呼び捨てで)呼んでますね。
あ、建英だけは麻也さんって呼ぶかな(笑)試合中に。久保くんね。
ただ、どの選手でも一番言いやすくて短いのが一番いいに越したことはないので。
でも、意外と僕は下の選手にもくん付けで呼ばれますね。最近ですね、さんっていう人がちょっとずつ増え出したのは」
「プロの世界では先輩後輩の関係はあんまりピッチの上だと気にならないし、ピッチの外でも、特にヨーロッパは日本ほどは上下関係は少ないかなと思いますけど。
最近、韓国の友達のね、昔シャルケでやってて、いまロストックっていうドイツ2部でやってる選手がいるんですけど、彼の話とか聞くとやっぱ韓国の上下関係ってすごい大変らしいんですよね。
彼からオススメされて韓国のなんか脱獄の(笑)徴兵の脱獄の話を見てるんですけど、すごいこわいですね、上下関係が。
でも、ヨーロッパは少ないんでね。僕も最近すごい気になることがあって、34歳なんですけど、20歳くらいの若い選手に『It's OK、Bro』って、Broって呼ばれるんですよ…(失笑)。
(別に)いいですよ、いいんですよ。イギリスで言うと、『OK、Mate』みたいな、大丈夫だよ、マイフレンドみたいなね(笑)
それを若い選手たちはスラングでBroって言うんで、ブラザーでBroなんですけど。
ちょっとそれがねぇ、歳なのか、受け入れづらいんだよなぁ(笑)」
久保建英だけは試合中も呼び捨てではなく、さん付けで呼ぶんだとか。
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そんな吉田が友達だという元シャルケの韓国人選手は、ハンザ・ロストックに所属する韓国代表のイ・ドンギョン(25歳)だろうか。
彼から勧められたドラマは「脱走兵追跡官」のようだ。なんでも韓国の兵役制や軍に存在するイジメなども取り上げている作品だそう。