毎週木曜日に『DAZN』で放送されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。
今回は内田篤人がドイツを訪問する企画の第二弾で、シャルケ04でプレーしている親友の吉田麻也を迎えての対談となった。
ワールドカップのなかで4バックから3バックに変更していった日本代表のシステムについて話が及ぶと、当時練習を取材していた内田篤人から「選手がメディアに喋りすぎだった」というツッコミが…。
内田「3バックにするときは、(森保監督は)みんなの意見を聞いたりする?」
吉田「練習からずっと『3バックのオプションもあるから頭に入れておいて』と言われていた。練習でやる時間はあまりなかったんだけど、ここ入れて3バックにするよ、というのは言われてた」
内田「公開練習は見にいったけど、その裏でコソコソやってたの?3バックの練習」
吉田「(内田は)現役の時に言ってたよね、メディアに何も喋るな!みたいな(笑)」
内田「寂しいよ今となっては、そんな秘密ごとをされてさ(笑)。でも取材してて思ったけど、みんな喋り過ぎ!メンバーもわかってたよ。
(選手のコメントが)『次はこうなるから、~くんが出てきたら頑張ります』みたいな。おいおい、結構喋るなあ…と。
おれ、広報の人に言ったもん。これじゃスタメンもバレるし、言い過ぎだから、選手に伝えた方がいいよって」
吉田「難しいんだよね、初出場の選手も多いから。9月のドイツでのキャンプで、そのメディア対応の共通認識もみんなで持ってたはずなんだよ。
『こうやって言おう』って、同じ答えをみんなで持っておいて、模範解答を出すようにね。記者も駆け引きしてくるからさ(笑)。行けそうな選手を攻めて、もう一人で裏を取るみたいなことをしてくるのよ。
そういうことのないように事前に準備はしていたつもりなんだけど、まあ難しいんだよな。26人もいれば、それを統一するのはね。
ピッチ外でそんなに難しいんだから。ピッチの中で何か言うのはそんなに簡単じゃないから」
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情報が漏れることを防ぐため、選手のミーティングで「メディア向けの模範解答」を作っていたにもかかわらず、それを統一するのがなかなか難しかったそうだ。