セルティックのエースFWとしてゴールを量産している古橋亨梧。
先日行われた宿敵レンジャーズとのカップ戦決勝でも2得点を叩き出し、優勝に大きく貢献した。
レンジャーズのエースFWアルフレド・モレロスも決勝で1ゴールを決めたが、レジェンドはそのプレーに不満だったようだ。
かつてレンジャーズの得点源として活躍したクリス・ボイドは、『The Scottish Sun』でこう綴っていた。
「古橋亨梧はアンジェ・ポステコグルー監督のために全身全霊を尽くしている。
個人的には、主な違いは前線の2人だった。
セルティックには利他的なチームプレイヤーである亨梧がいる。彼はより大きな利益のために身を粉にできる選手だ。
レンジャーズのモレロスにはそれがない。彼にできないというわけではない。過去の彼はそれをやっていたからだ。
彼はそれに必要なフィジカルを取り戻すことができていない。あるいは、そうしたくないか。
いずれにしろ、もう終わりにしなければいけない。9番のポジションは、近年のチームプレーにとってあまりにも重要であり、いまのレンジャーズはモレロスの機動力欠如のために苦しんでいる。
かつての彼はその役割を果たすことができたが、その時代は明らかに終わっている。
(決勝で)セルティックが試合を優位に進めることができたのは、モレロスが背後に走り込んでくる危険性が全くなかったからだ。
セルティックのCB陣はその点では何も心配することはなかった。しかし、レンジャーズのCBは、亨梧の走りに常に肩気を配らなければならなかった。ただでさえ、その脅威が警戒心を煽るのだ。
亨梧の動きとエネルギーは、セルティックのMFたちにチャンスがあれば自分を追い越すことを許しており、彼らは実際にそうしていた。
彼らがそれをできたのは、レンジャーズが前に出てきた時に必要であれば亨梧が必死で戻って守備をすると分かっていたからだ。
それがこの一戦でストライカーに求められていることだ。
申し訳ないが、最近のモレロスはそれができない。レンジャーズには適切な9番だ」
古橋はセルティックのために全てを尽くしているのに、モレロスにはそれがないと嘆いていたようだ。
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モレロスはレンジャーズで259試合122ゴールを決めてきたが、契約は今季限りで満了になる見込み。