日本人選手もプレーするフランス1部のリーグアン。

最下位に沈むアンジェは、アブデル・ボウザマ監督の辞任を発表した。そのうえで、「意図した以上に不器用に見えたとしても、当該発言を無条件に非難する。我がクラブはいかなる差別も認めず、性差別と女性差別を非難する。ボウザマは同僚、特に女性の同僚に謝罪した」とした。

問題が起きたのは、国際女性デーにあたる3月8日の前日。

アンジェはDFリエ・シェッティがナイトクラブで女性に触ったとして起訴されているが、ボウザマ監督は「悪いことではない。我々全員がすでに女性に触れたことがある」などと発言した。

『Ouest-France』などがこの発言を報じると、性差別的だとして問題化。アンジェの元選手で現在はアンジェの副市長を務めるシャルル・ディエルスは「リーグアンの監督がそんなことを言うはずがない。教育者がそんなことを言うはずがない。男性がそのようなコメントをしてはならない」などと指摘していた。

ただ、『RMC』によれば、ボウザマ氏は「私は女性に対する非難されるような無礼な振る舞いは決して許さない」と述べつつ、監督ではない職務でクラブに残る可能性を示唆したという。

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なお、シェッティは4月に裁判に出廷することになっている。

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