4月9日に行われたラ・リーガ第28節、レアル・マドリーはホームでのビジャレアル戦に2-3で逆転負けした。
痛恨の敗戦となった試合後には乱闘沙汰が起きていたようだ。
『Marca』によれば、レアルMFフェデ・バルベルデが駐車場で相手MFアレックス・バエナの顔を殴ったという。
バルベルデはビジャレアルのチームバスが駐車するエリアで相手を待ち伏せしていたとも。激しい口論の末にバルベルデが手を出したとされている。
この2人には遺恨があったようだ。バルベルデの関係者によれば、問題が起きたのは、今年1月に行われたコパ・デル・レイでの対戦時。
この試合でバエナはバルベルデを蹴ったうえで、「息子が生まれてこないことを泣けよ」と言い放っていたという。今日の試合でも同じようなことを言われたため、バルベルデがキレたとも。
今年初旬、バルベルデの妻ミーナさんは2人目の子供を流産する危機にあった。その後、赤ちゃんの無事が確認されたが、ミーナさんは「丸1ヶ月も泣き続けた」と明かしている。
堪忍袋の緒が切れたというバルベルデはバエナに対して家族には手を出すなと告げたという。
なお、21歳のバエナは警察署に出向いて、被害届を提出することも検討しているとのこと。また、バエナは「試合後に受けた攻撃はとても悲しいし、自分について言われていることに驚いている。そのような発言をしたというのは、まったくの事実無根だ」というメッセージも出している。