今季開幕前、ボルシア・ドルトムントから移籍金5120万ポンドでマンチェスター・シティに加入したノルウェー代表FWアーリング・ハーランド。

イングランド・プレミアリーグの1年目から圧倒的な能力を示し、シーズンの最多得点記録を更新。シティの歴史的な三冠に向けて大きな貢献を見せている。

ただ、昨年夏の段階では数多くのクラブが彼の獲得に向かっており、その争奪戦の末にマンチェスター・シティが彼を射止めた恰好であった。

今回『Bild』が伝えたところによれば、バイエルン・ミュンヘンの経営最高責任者を務めているオリヴァー・カーン氏が、「実は本気でアーリング・ハーランドを獲得しようとしていた」と明かしたという。

オリヴァー・カーン

「我々は1年前、アーリング・ハーランドを獲得するためにあらゆる方策を試した。しかしながら、経済的な限界に達してしまった。

このクラブの賃金体系を破壊するかどうかを決める必要があった。しかし我々はその準備ができていなかった。バイエルンらしくないことだった」

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昨年ロベルト・レヴァンドフスキをバルセロナに放出することになったバイエルン。現在ブンデスリーガで首位に立っているものの、シーズン中にはユリアン・ナーゲルスマン前監督を解任するなど、不安定な内容となっている。

その苦戦のワケは、もしかしたら開幕前にハーランドの獲得に失敗したことであったのだろうか。

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