30周年を迎えたJリーグ。この週末は「30周年記念マッチ」として当時に因んだ対戦やダービーマッチなどが目白押しだ。

その一つ、ともに愛媛県に本拠地を置く、FC今治と愛媛FCによる「伊予決戦」が明日14日(日)に行われる。

愛媛FCは2006年、FC今治は2022年にそれぞれJリーグへ参入。リーグ戦では3度目の対戦であり、対戦成績1勝1敗からどちらが抜け出すのか注目される。

ただ、両チームがJ参入を果たす前にも愛媛県でJリーグの試合が開催されたことはあった。

一番初めは30年前、1993年6月12日(土)に行われたサントリーステージ(1stステージ)第9節、サンフレッチェ広島と鹿島アントラーズの試合だ。

時はまさにJリーグ元年で、日本中にJリーグブームが巻き起こっていた時期!当時の愛媛の“熱狂ぶり”をNHK松山放送局が「秘蔵映像」として紹介している。

会場は現ニンジニアスタジアムの愛媛県総合運動公園陸上競技場。レポーターを務めているのはNHK入社3年目の武内陶子アナウンサーだ。

この試合、四国で初めてのJリーグ開催だったこともあり、待ちきれないファンがスタジアムに殺到。15時に予定されていた開門時間が13:45に早められたようだ。

スタジアムには当時まだ照明が整備されていなかったため、特別に仮設の照明塔を7台設置してナイターとして開催。25,131人が詰めかけた一戦は、黒崎比差支のゴールにより鹿島が1-0で勝利している。

この歴史的試合から30年が経ち、今では地元のJクラブ同士のダービーマッチが見られる時代に…。

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そんな感慨に浸りつつも楽しみたい、FC今治と愛媛FCの「伊予決戦」は、14日(日)13:30から行われる。愛媛ではNHKでも中継予定!

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