ヨーロッパのビッグクラブのほとんどが厚い選手層を有しているが、一方で実力のある選手が出場機会を失い、他のクラブへローンで放出されるケースも多い。

今回は、そういった選手の中からなかなか保有元で定着できない選手たちを見ていきたい。

ブラヒム・ディアス(ミラン)

保有元:レアル・マドリー(スペイン)

ミランの誉れ高き10番を背負うディアス。

モロッコ人とスペイン人の両親を持つ彼は、マラガで育成された後、2014年に14歳でマンチェスター・シティの下部組織へ引き抜かれた。

2017年にトップチームデビューを果たすと、翌シーズンの冬に今度はレアル・マドリーへ移籍。2020年にはミランへローンで加入し、セリエAでは4ゴールを挙げる活躍を見せた。

昨季からは今度は2シーズンのローンで再びミランへ。今季はセリエAで6ゴール6アシストをマークしており、その去就が注目される。