ヨーロッパ遠征中のU-22日本代表は現地時間10日、U-21イングランド代表と対戦し0-2で勝利した。
イングランドサッカー協会からの打診により実現したこの強化試合は、イングランド側の要望により非公開で行われた。
日本サッカー協会(JFA)のレポートによると、59分に三戸舜介(アルビレックス新潟)が放ったシュートのこぼれ球を山本理仁(ガンバ大阪)が押し込んで日本が先制。
75分には、スローインを受けた藤尾翔太(町田ゼルビア)が左サイドからクロスをあげ、松村優太(鹿島アントラーズ)が合わせて追加点を決めたようだ。
対戦したU-21イングランド代表はU-21欧州選手権(6/21~7/8)を控えており、プレミアリーグで活躍する選手も揃っていた。
そんな相手に価値ある勝利となったが、先制ゴールを決めた山本理仁は以下のようにコメントしている。
山本理仁
「イングランドにはタレントとしてすごい選手がたくさんいましたし、その中でも自分たちも腰を引けずにやろうと臨みました。
お互いなかなかチャンスが作れませんでしたが、日本は少ないチャンスで決めきることができました。
自分の感覚としてはイングランドにそんなにやられた感じはありませんでしたし、ペナルティエリアに侵入された数も少ないと思うので、そういった意味では優位に試合を進められたと思います。」
チャンスは少なかったもののやられた感じはなく、優位に進められたと感じているようだ。
また山本は「いい守備から試合に入ることができた」ことを収穫に、「相手のプレスがかかったときに慌ててしまった」とビルドアップ面を課題にあげていた。
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日本は14日にオーストリアでU-22オランダ代表と対戦する(キックオフは日本時間21:30)。
この試合の模様はCSテレ朝チャンネル2で生中継される予定となっている。