マンチェスター・シティとの契約が満了を迎えるドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが、バルセロナに加入することに合意したようだ。
『AS』によれば、今回ギュンドアンとバルセロナの間で行われていた交渉が基本的な合意に達したとのこと。
条件については基本年俸が税引前の額で1000万ユーロ(およそ15.5億円)、契約解除条項が5億ユーロ(およそ775.5億円)の2年契約+1年延長のオプションであるという。
マンチェスター・シティもギュンドアンを引き止めるために年俸をかなり加えたオファーを送っており、ボルシア・ドルトムントやアーセナルらも獲得に向かっていたと言われるが、彼自身や家族がバルセロナを希望したのこと。
問題はバルセロナがサラリーキャップ制の問題でギュンドアンを選手として登録することが難しいかもしれない…という点だったが、2週間前に発表された計画によってその懸念が払拭されたという。
なお、ギュンドアンは7月17日にバルセロナと合流する予定で、その2日後にチームとともにアメリカツアーへと向かっていくとのこと。
センターハーフとして信頼できるギュンドアンが加入することにより、バルセロナは怪我をしやすいペドリを休ませながら使うことができるようになると考えられている。
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バルセロナは来季に向けてイニゴ・マルティネス(アスレティック・ビルバオ)、ヴィトール・ロケ(アトレチコ・パラナエンセ)の獲得に合意しており、ギュンドアンは3人目の補強成功になるという。