先日行われた日本代表対ペルー代表の親善試合は、4-1という結果で終了した。パナソニックスタジアム吹田で攻撃陣が躍動した日本が大量得点を決め、勝利を奪ったという内容だった。
そこで大きな話題になってしまったのが、試合終了後の久保建英が見せた振る舞いであった。同じスペインでプレーしているアレクサンドル・カジェンスとユニフォーム交換をしたのだが、その後ピッチの脇にそれを置き去りにしてしまったのだ。
その後久保建英は自身のInstagramで謝罪を行い、「足首の怪我に気を取られていたためにユニフォームを持っていたことを忘れてしまった」と説明。ペルーの関係者やサポーターに申し訳なかったという気持ちを明かしていた。
しかし『Infobae』によれば、この謝罪を受けてジャーナリストのペドロ・ガルシアがテレビ番組「アル・アングロ」で以下のように怒りを見せていたという。
ペドロ・ガルシア
「神に誓って言うが、このようなものは人生で一度も見たことがない。
それに、足に負っていたケガのことを考えていたというあのコメント。ナンセンスなものだよ。彼が医者に助けられながら苦しそうに足を引きずって歩いているのを見たか?
彼は冷静にピッチから出て、皆に別れを告げて、そしてシャツを脱いだ。これはまるで国旗を投げ捨てるようなものだ。
もし用具係のところに行って片付けてくれるように言っていれば問題も起こらなかっただろうに」
ただ、一方で『larepublica』はペルー側のサポーターが集まるスタンドに向かってサインボールをプレゼントする久保建英の姿も報道しており、「非常に気高い態度を見せていた」とも伝えている。
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ペルーの報道では批判一色に近い状況ではあるが、その中で現地の久保建英の様子を目の当たりにしていた者からは擁護の声が上がっているようだ。