元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが現役引退を発表した。
36歳になった彼はSNS上でこのようなメッセージを出している。
「スパイクを脱ぐ時がきたことはとても悲しい。
バルサでの最初の日々、アーセナル、再びバルサ、チェルシー、モナコ、そして、コモ、全てが宝物だ。
ワールドカップとEUROで優勝し、イングランドとスペインで全てを勝ちとり、ヨーロッパでもほぼすべてのトロフィーを獲得、決して忘れることのできない旅だった。
私を助けてくれたすべての人、チームメイト、監督、ディレクター、会長、オーナー、ファン、そして代理人。両親、兄妹、妻、子供たち、みんなのアドバイスや指導、そして導きを大切にしたい。
僕を打ちのめそうとした対戦相手たち、僕のことを強くしてくれてありがとう。
その道中で素晴らしい思い出や友人を作ることができたことを考えれば、すでに十分以上の価値がある。また、3カ国語を学んだことで、より思いやりを持ち、賢くなることができた。
100万年かかっても近づけるとは思えなかった経験もできた。
しかし、悲しいことばかりではない。いま白線を越えて、コモのBチームとプリマヴェーラチームのコーチを始めようとしている。
このクラブとプロジェクトにこれ以上ないほど興奮している。
この魅力的なサッカーチームは、最初から僕の心を掴み、キャリアにおいて完璧なタイミングで僕のもとにやってきた。それを両手でつかむつもりさ。
なので、犠牲と献身と喜びに満ちた素晴らしい20年を経て、この美しいゲームに感謝と別れを告げる時が来た。
全ての時間を愛していたよ、セスク」
セスクは英語、スペイン語、イタリア語でSNSにメッセージを投稿しており、かつてのチームメイトらから惜別のコメントが寄せられている。