現代サッカーで最も重要なポジションの一つとなっているウイング。ピッチの幅を使う存在であり、アシストをする存在であり、さらに自らゴールも奪うことが求められる。日本人の三笘薫もそのようなポジションを任せられる。

今回は『Football Faithful』から「プレミアリーグの歴史上元も優れた左ウイング」をご紹介する。

ライアン・ギグス

所属したクラブ:マンチェスター・ユナイテッド

国籍:ウェールズ

ライアン・ギグスは20年以上に渡って対戦相手を苦しめた稀有な選手だ。ウェールズ代表であったためにワールドカップなど国際的な舞台には恵まれなかったものの、プレミアリーグの歴史を刻んだ左ウイングだ。

10代でマンチェスター・ユナイテッドのレギュラーに定着し、アレックス・ファーガソン監督の下で多くのリーグタイトルを手にした。優勝13回、FAカップ制覇4回。チャンピオンズリーグも2回優勝した。