7月20日に開幕した女子ワールドカップ2023。なでしこジャパンはグループステージでザンビア、コスタリカ、そしてスペインに3連勝して決勝トーナメントに進出している。
『Guardian』などが伝えたところによれば、そのグループステージ初戦で試合を行ったザンビア代表のブルース・ムワベ監督に新たな疑惑が持ち上がっているようだ。
記事によれば、事件が発生したとされるのが先週金曜日のトレーニングであるとのこと。
コスタリカ戦を前にした練習において、ブルース・ムワベ監督が女子選手の胸を手で揉んでいるところが目撃されたという。
目撃したのは被害者とされる選手のチームメイトであるとのこと。コスタリカ戦に影響することを恐れたことからその時点では黙っていたそうだが、グループステージ3試合をすべて終えてから公式にFIFAへと告発を行ったようだ。
なお、ブルース・ムワベ監督は2018年5月からザンビア女子代表の監督を務めているが、以前にも選手への性的虐待疑惑が浮上していた。
昨年行われた匿名の選手からの告発では、「ムワベ監督が誰かと寝たいと思えば、選手はイエスと言わなければならない。コーチが選手と寝るのは普通のことだ」と、性的行為が強要されていたことが訴えられていた。
この告発についても昨年夏の段階から調査が進められているが、今のところはまだその進行具合や詳細については明らかにされていない。