20日に開幕を迎えた女子ワールドカップ。なでしこジャパンは22日に大会の初戦となるザンビア代表との試合を控えている。

ところが『Guardian』が伝えたところによれば、そのザンビア代表は現在深刻な金銭トラブルを抱えているとのことだ。

記事によれば、ザンビアサッカー連盟は女子代表チームの選手に支払わなければいけない報酬を2年間に渡って滞納しているという。

ほとんどの選手は2021年8月に行われた東京オリンピック以降一切報酬を受け取ることができておらず、試合の手当やトレーニング費用を自分たちで負担しているとのこと。

そのため、ザンビア女子代表チームは8日に行われたドイツ代表との親善試合を前にした練習を2日間に渡ってボイコットしていたそうだ。

さらにザンビア女子代表チームの選手たちにはサッカー連盟から「バカバカしいまでの制限」が課せられるルールが強制されており、それを受け入れる書面にサインを捺せられているとか。

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ただ、ザンビア代表はそのドイツ代表との試合で3-2と勝利しており、このような金銭トラブルを抱えながらもサッカーに大きな影響は出ていないようだ。

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