昨年限りで横浜F・マリノスを退団したMF中町公祐は、自身のInstagramで「ザンビア1部のZESCOユナイテッドと契約した」と公式発表した。
中町公祐
「ザンビアプレミアリーグ『ZESCO United F.C』と2019シーズンより新たに契約を締結しました。移籍に際してゼスコの関係者のみならず沢山の方のご尽力がありながら無事契約の運びとなりました。
チームも決まったことですし、自分の大義を胸にザンビアの地で頑張っていきたいと思います!」
ZESCOユナイテッドは昨季のザンビアリーグを優勝した強豪クラブ。
名前のZESCOは「ザンビア・エレクトリシティ・サプライ・コーポレーション・ユナイテッド・フットボールクラブ」の略で、国営の電力会社が所有しているチームだ。
ザンビア国内だけでなくアフリカ全土にサポーターを持つ人気チームでもあり、本拠地はザンビア代表も使用するレヴィ・ムワナワサ・スタジアム。2010年に中国政府の支援によって建設された5万人規模の巨大競技場だ。
国内リーグはこれまで7回制覇しており、チームにはアフリカの代表クラスの選手も多数所属。その中で中町公祐は戦うことになる。
先日は筑波大学蹴球部の森下仁道がMUZA FCと契約したと発表され、今季のザンビアリーグでは日本人選手が二人所属することになった。
今季のザンビアリーグはシーズン移行中の短縮スケジュールであるため、2つのグループに分けられての開催となる。
残念ながらZESCOユナイテッドはグループA、MUZA FCはグループBに入っており、リーグ戦では日本人対戦の機会はない。