現在モロッコで行われているアフリカ女子ネーションズカップ。7月18日に準決勝が行われ、残るは3位決定戦と決勝のみとなっている。

そんな状況であるが、3位決定戦まで勝ち残っているナイジェリア代表チームに大きな問題が発生しているようだ。

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ナイジェリア女子代表チームは、試合まであと2日と迫った20日の練習を突如ボイコット。カサブランカのホテルを離れることを拒否した。

『BBC』によれば、その理由は「約束されていたボーナスが支払われていないこと」であるそうだ。

ナイジェリアサッカー協会の幹部は「選手は未払いのボーナスを理由に練習を拒否した。選手が支払いを期待したものが到着していない」と語っていたという。

協会はこの大会に合わせて行われたキャンプで選手たちに1000ドルの支払いを行うことを約束していたが、まだそれが実行されていないようだ。

また、大会での1日あたり100ドル、グループステージでの勝利で3000ドル、引き分けで1500ドルが約束されていたそう。そして準々決勝での勝利によってさらに5000ドルが加わっているという。

記事によれば、ナイジェリアサッカー協会は財政的に政府からの支援を受けており、スポーツ省から資金を調達するためのプロセスに時間がかかっているという。

ジャーナリストのトイン・イビトイェ氏は以下のように話しているとのことだが、選手はその遅れには納得しなかったようだ。

トイン・イビトイェ

「問題は解決されており、サッカー協会は選手に支払うべきすべての資金を調達できることを保証している。

政府から資金を受け取るプロセスには時間がかかり、チームはそれを理解している。スポーツ省もサッカー協会も、物事がより速いペースで進むように取り組んでいる」

なお、ナイジェリア女子代表チームがボイコットを行ったのはこれが初めてではない。

直近では2019年にフランスで行われたワールドカップで同様の問題があり、手当とボーナスの未払いに抗議した選手が座り込みを行っていたt。

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