今夏のマーケットでトッテナム・ホットスパーからバイエルン・ミュンヘンへと移籍することになったイングランド代表FWハリー・ケイン。
早速出場したブンデスリーガのヴェルダー・ブレーメン戦では1ゴール1アシストを決めて4-0の勝利に貢献している。
バイエルン・ミュンヘンはドイツのカーブランド「アウディ」とパートナーシップ契約を結んでいるため、選手は全員アウディの車が支給され、練習や試合、イベントではそれを使用することが義務付けられている(ただ、ポルシェ、ブガッティ、ベントレー、フォルクスワーゲンは同じグループなので問題ない)。
そして今回バイエルンの選手たちに新しいアウディの車が渡されたとのことだが、『Daily Mail』によればハリー・ケインはチームメイトよりも半分ほどの価格になるモデルを選んだという。
ルロイ・サネやヨシュア・キミッヒ、トーマス・ミュラーら多くが選択したのが、「アウディ RS e-tron GT」。
アウディを代表する高級スポーツモデルのハイブリッドカーであり、価格は12万ポンド(およそ2200万円)ほどだという。なんとレオン・ゴレツカは紫の派手なモデルを選択したとか。
ただ、ハリー・ケインは「アウディQ8 e-tron」のブラックモデルを選択したとのことで、これは価格が5万8000ポンド(およそ1100万円)ほどからだという。
ハリー・ケインはこれを選択した理由について以下のように語っていたそう。
ハリー・ケイン
「ファミリーカーを選んだんだ。4人目の子供が生まれたから、スペースが必要になるんだよ。
まだドイツで車を運転するのに慣れていないんだ。かつて試したことはあるけど、新しい車で走るのは初めてだ。
ハンドルが左側にあるということにも徐々に慣れていかなければいけないね。今のところ事故はしていないから、それはいいことさ」
先日妻のケイトが4人目の子供ヘンリーを出産したため、家族が増えたハリー・ケイン。そのため、スポーツモデルよりはスペースがあるSUVモデルを選んだのだそうだ。
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ちなみにイギリスは右ハンドルであり、左側通行。逆にドイツでは左ハンドルで右側通行になるため、まだ運転には慣れていない様子である。