今年の1月にマンチェスター・ユナイテッドを退団し、サウジアラビアリーグのアル・ナスルと契約したクリスティアーノ・ロナウド。
サウジアラビアに移籍することは世界に驚きを与えたが、その後カリム・ベンゼマやネイマールなど数多くのタレントが後を追うようになり、現在は世界屈指の選手が各クラブに所属するリーグになった。
『Maisfutebol』によれば、ポルトガル代表での記者会見に臨んだクリスティアーノ・ロナウドは以下のように話していたという。
クリスティアーノ・ロナウド
「批判されない人がいるだろうか?問題や論争が存在しない場所はどこにあるのだろうか?
我々は現在、ポルトガルやスペインでもこのような状況(サウジアラビアへ移籍する選手が増加していること)を目の当たりにしている。
僕は半年前の段階でこうなることを予想していたし、そう言っていた。みんなは僕が気が狂っていると思っていたようだが、今ではもう狂ってはいないはずだ。
サウジアラビアでプレーすることは普通になり始めるだろう。こうなることはわかっていた。
偉大なスターがサウジアラビアへ行くことを誇りに思う。彼らがサッカーを変革したいと考えていて、そして僕がその先駆者であったとすれば、本当に光栄なことだと思う。
サウジアラビアのサッカーが進化し続け、そしてより強くなることを望んでいる。
ポルトガルがトップリーグになって欲しいと思っているが、そうはならない。抱えている問題の1つは、サッカーに関する議論において誰もが意見を持っていることだ。
近い将来、ポルトガルはプレミアリーグやスペインのようなトップリーグではなくなるだろう。4~5位に入ることもないだろう。サウジアラビアはすでにポルトガルのサッカー連盟よりも優れている。その点でポルトガルは改善できることを願っている。
今起こっているのは、ちょっとしたサーカスに過ぎない」
ポルトガルでは様々な意見や議論が飛び交って成長が止まっている一方、サウジアラビアは成長を続けている…という見方をしているようだ。
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また、半年前に移籍したサウジアラビアのリーグについては誇りに思う部分が多く、他の選手が加入してくることは完全に予想していたという。