2020年の夏に東京ヴェルディからポルトガルに渡り、ジウ・ヴィセンテにローン移籍した藤本寛也。
それから2年が経った昨年夏には完全移籍することになり、2023-24シーズンで4年目のスタートを迎えた。
そして4試合の出場で2ゴール2アシストと活躍を見せており、ユニフォームに貼り付けられた背番号10に恥じない結果を出している。
『sportellate』は今季のポルトガルリーグで注目すべき5名の選手をピックアップしていたのだが、その一人が藤本寛也であった。
「2019-20シーズンに1部へ昇格して以来、ジウ・ヴィセンテは毎年のようにタレントをブレイクさせて売却してきた。しかし藤本寛也はそこに乗れなかった。
東京ヴェルディから加入し、攻撃的ミッドフィルダーとして起用されたものの、ピッチ上でもスコアボード上でも最も注目を集める存在ではなかった。
藤本寛也は最初の2シーズンで7ゴール4アシストとエキサイティングな数字を残してはいないが、今季は状況が変わる可能性がある。
ジウ・ヴィセンテはヴィトール・カルヴァーリョやサミュエル・リーノ、フラン・ナバーロを放出し、藤本寛也は一人チームに残された。
だからこそ彼にかかる責任は大きく、ボールも回ってくるだろう。彼は開幕のポルティモネンセ戦で2得点とMVPを獲得し、ベンフィカ戦でも2アシストを記録した。
カニエ・ウエストと同じような名前を持ち、有名な日本の漫画家と同じ姓を持ち(※おそらく『チェンソーマン』作者の藤本タツキ)、そして非常に洗練された左足を持つ選手に惹かれないはずがない」
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7月1日に24歳の誕生日を迎えた藤本寛也。まだまだ先がある年齢であり、今季の大ブレイクに期待したいところだ。