J2第37節藤枝MYFC対清水エスパルス戦が30日藤枝ホームで行われ、藤枝が清水相手に8年ぶりの白星を飾った。

今季は3月19日に行われたJ2第5節で清水に0-5で大敗した藤枝は相手にボールを持たれる展開になるも、攻撃の質では枠内シュート6本と2本の清水を上回る質の高い攻撃で相手ゴールに襲いかかった。

後半9分にFW矢村健が鋭いミドルシュートで先制すると、同25分に味方ロングボールに反応したMF横山暁之が相手DFと入れ替わる形でワンタッチループシュートで追加点を奪取。スコアはそのままで藤枝が逃げ切った。

大敗のリベンジを果たした藤枝は、2015年9月9日に開催された天皇杯2回戦(4-2)以来となる清水戦勝利を飾った。

この勝利により藤枝は勝ち点45で暫定順位12位とし、J2残留に王手をかけた。

【関連記事】右サイドを制圧する「藤枝のステルス爆撃機」!優れた知性と決定力を持つ藤枝MF久保藤次郎の実力とは

今季は須藤大輔監督指揮下で優れた技術とパスワークで相手を翻ろうする魅力的なサッカーを繰り広げてきた藤枝。今季初の静岡ダービー勝利により、J2残留に向けて勢いをつける。

【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名