U-22日本代表は1日、アジア競技大会の準々決勝で北朝鮮と対戦し、2-1で勝利。2大会連続の準決勝進出を決めた。
日本は前のミャンマー戦から中2日。前戦で大胆なターンオーバーを実施したため、4試合連続の先発となるキャプテン馬場晴也とミャンマー戦2ゴール2アシストの佐藤恵允、ボランチの松岡大起を除く8名を入れ替えた。
一方ここまで4試合連続完封勝利の北朝鮮。U-24のメンバーにオーバーエイジ3名を加えた、アジア大会としては“フルスペック”のチームであり、日本戦でも開始からファウルお構いなしの高い強度で襲い掛かってきた。
日本もこれまでの3試合からワンランク上がる相手だということは理解していたはずだが、それでも特に序盤、相手の気迫とフィジカル的な強さ、スピードに押される場面が目立った。
【#アジア大会 Highlight 】
✅男子サッカー 準々決勝 前半
🇯🇵ベスト4をかけた戦い🔥
GK #藤田和輝 の
スーパーセーブに救われピンチしのぎ
🇯🇵0−0🇰🇵で前半を終え後半戦👊💥
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— TBS S☆1&「アジア大会9/24~10/8独占放送」 (@TBS_TV_S1) October 1, 2023
中国の観衆も勇猛果敢な北朝鮮を後押し。前半を0-0で切り抜けることができたことは日本にとって幸いだったと言える。
迎えた51分、馬場の左サイドへの鋭いボールから佐藤が抜け出し、クロスを内野航太郎が合わせて日本が先制。北朝鮮は全開で入った分、時間が進むにつれて疲れや焦りからか危ないファウルが増えていった。
74分に日本はエリア内に侵入されると、ラストパスを28歳のキム・ククボムが左足一閃。今大会好守が光るGK藤田和輝もこれは防ぎきれず、北朝鮮が同点に追いつく。
しかし日本は80分、西川潤がペナルティエリア内でGKに倒され、PKを獲得。これを松村雄太が落ち着いて沈め再びリードを奪った。
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結局2-1のスコアをキープした日本が難敵北朝鮮を撃破。再び中2日で迎える4日の準決勝では、イランを破り初のベスト4進出を決めた香港と対戦する。