9月30日に行われたプレミアリーグ第7節ボーンマス戦に4-0で勝利したアーセナル。
前半44分のPKはマルティン・ウーデゴールが蹴ったが、後半8分に訪れた2本目のPKはカイ・ハヴァーツが蹴った。
この夏にチェルシーから移籍してきたハヴァーツはこれがアーセナルでの初ゴール。
試合後、ミケル・アルテタ監督は、ハヴァーツがPKを蹴ることを知っていたかを聞かれるとこう答えていた。
「素晴らしいことさ。彼らはイニシアティブとリーダーシップを発揮し、ああいうコールをする。
彼らには聞いていないが、ブカヨ(・サカ)がまず最初に蹴らなければいけないので、彼はそれをマルティンに渡して、彼がそれをカイに渡した。別に問題ではない。
そのジェスチャーと選手たちがそういうステップと決断を下すことができるという事実に素晴らしさがある。
自分を捨てることができる人間がロッカールームにいることを示すものだ。
彼らがカイのためにしたことは本当に感動的な瞬間だった。
彼はある分野で疑問を持たれている。チームがステップアップし、共感と信頼を示してくれた。選手たちは私の心をさらに強く掴んだよ」
本来のPKキッカーはサカだが、選手たちは苦しむハヴァーツのためにそれを譲ることを決めたようだ。
【関連記事】次はハヴァーツか!失敗から「アーセナルのレジェンドになった」5名
キャプテンのウーデゴールは「よくやったよ、兄弟」とハヴァーツを讃えるメッセージをInstagramに投稿している。