4日に発表された日本代表には、パリ五輪世代からGK鈴木彩艶が招集された。

U-22日本代表でのパフォーマンスが評価され、今夏はマンチェスター・ユナイテッドからもオファーが届いたという21歳。最終的にはシント=トロイデンへの期限付き移籍を決断し、早くもレギュラーに定着している。

5日に発表されたU-22日本代表のアメリカ遠征メンバーに当然鈴木の名前はなかった。「彼をA代表へどういう想いで送り出したのか」と記者から尋ねられた大岩剛監督は以下のように答えている。

「いや、送り出していないです、彩艶は。そのまま呼ばれて行くだけです(笑)。本当にそれは彩艶だけではなくて、他の選手…我々のグループから行くことに対しては全くもって歓迎していますし、個人個人のレベルアップ、我々が掲げている『A代表経由のパリ五輪』というのを身をもって表してほしいです。大事な試合になった時にこちらに良い影響を与えてくれるような存在になってほしいなと思いますね」

日本ではこれまで「五輪経由ワールドカップ行き」と言われてきたが、大岩監督のもとでは「A代表経由パリ五輪」といった表現が定着している。

A代表を経験した選手がそれを五輪世代に還元することでチーム強化につなげる。これは、東京五輪代表監督を兼任し「1チーム2カテゴリー」で今のチームを作り上げた森保一監督の方法論とも似ている。

A代表だけでなく五輪も重視する日本においてはそうした代表強化の形が定着しつつあるのかもしれない。

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