2010年から2014年まで日本代表を監督として指揮したアルベルト・ザッケローニ氏。

今年2月、チェゼーナの自宅で転倒して激しく頭を打ち付け、集中治療室で治療を受けた。

70歳になったザックは無事に回復したそうで、『Corriere di Bologna』によれば、手術とリハビリでお世話になった2つの病院に車椅子を寄贈したという。

寄贈された車椅子は、重度の障がいに苦しむ人のための高精度なものだそう。

「ザッケローニはもはや患者としてではなく、恩人として病院に戻ってきた。この車椅子は難病に苦しむ患者にとって不可欠なサポート。 ザックと家族による献身的な寄付」と現地では伝えられている。

そのザックは「私の周りにはとても若い人たちがいて、ほとんどが交通事故の被害者だという事実に衝撃を受けました。 私は彼らの祖父のようでした。 彼らが素晴らしい回復をしたことは知っていますし、私もそのことを嬉しく思っています。 とても優秀な医師と看護師たちに感謝したいと思います。ここの人々が優れていることは保証できます」としつつ、「多くの人からゾンビのように見られます。彼らは私がもっと悪化すると思っていましたが、むしろ前より良くなりましたよ」とジョークも飛ばしていたそう。

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寄贈された車椅子は総額8,000ユーロ(125万円)相当だとか。また、ザックは集中治療室の医師や看護師を支援するための多額の資金的な寄付もしていたと伝えられている。

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