ニースに所属しているアルジェリア代表DFユースフ・アッタールが、クラブから出場停止処分を受けることになったようだ。
ユースフ・アッタールは先週、自身のInstagramでパレスチナの指導者マフムード・アル・ハッサーナット氏の動画をシェアしていた。
その中身はアル・ハッサーナット氏が「ユダヤ人に暗い日を与えよ」と呼びかけていたものだった。この投稿はすぐに大きな話題になったため、アッタールはそれをしばらくして削除していた。
ただ、時すでに遅しであり、ニースの当局はアッタールが「テロリストを擁護した」「特定の宗教を理由とした憎しみや暴力の扇動」として捜査を開始していた。
なお、このインターナショナルマッチウィークでアッタールはアルジェリア代表に招集されていたが、フランスに帰国した後にニースの経営陣と会談し、最終的に謝罪することを決めたという。
アッタールは自身のInstagramでその後「自分の投稿が多くの人々に衝撃を与えたことは承知している。それは僕が意図したことではなかった」と投稿。
さらに「僕は自分の見解をはっきりと明確にしておきたい。世界のどこであれ、あらゆる暴力を強く非難し、すべての被害者を支持する。憎悪のメッセージは決して支持しない。平和こそ強く信じる理想だ」とコメントした。
たた、これらの件を受けてニースはアッタールに対して出場停止処分を言い渡し、しばらくサッカーから離れることを命じている。
ユースフ・アッタールは2018年にアルジェリアからニースに移籍し、それから超攻撃的サイドバックとして注目を集めた選手。一時はビッグクラブへの移籍も噂された存在だった。
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