U-22日本代表は25日、アジア競技大会のグループステージ第2戦でパレスチナと対戦し、1-0と勝利。グループ1位でラウンド16進出を決めた。

3-1で勝利した初戦のカタール戦から中4日。大岩剛監督はカタール戦のスタメンから松岡大起→山内翔、佐藤恵允→小見洋太と海外組2名を入れ替えた。

パレスチナはカタールに比べて球際の駆け引きに長けた選手が多く、簡単ではない展開も予想されたが、18分にパレスチナDFが不用意なバックパス。これを内野航太郎が拾うと、完全に抜け出したところでキャプテンのモハメド・サレーが倒し、DOGSOで一発退場となった。

22日の試合でカタールと引き分け、勝点1を持っているパレスチナ。この時点で引き分け狙いに切り替えたが、このファウルで得たフリーキックを谷内田哲平が直接決めて日本が先制する。

カタール戦でも見事なフリーキックを決めていた京都サンガF.C.のMF谷内田(上動画)。2試合連続で貴重な先制点を日本にもたらした。

しかし日本もその直後、山内が2枚目のイエローカードを受けて退場。10対10の同数となり、しかも両者ともにこのままのスコアであれば勝ち抜けが決まるため、日本がボールを回しながらパレスチナが構える時間が増えていった。

後半もお互いに探り合う場面が目立ち、ゴール前に迫るシーンこそあったものの決定打は最後まで生まれず。結局1-0のまま試合終了のホイッスルを迎えている。

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これによりグループDは、日本が1位、パレスチナが2位でノックアウトステージ進出を決めた。

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